りりかのおすすめ読書記録📚

読んでみた本について紹介しています☺︎

推し、燃ゆ📚

宇佐美りん 著

第164回芥川賞受賞作

2021年本屋大賞ノミネート

 

作者の宇佐美りんさんは2019年に『かか』で

第56回文藝賞を受賞、第33回三島由紀夫賞

受賞した作家さんです。

 

この本は、私自身推しがいることもあり芥川賞

受賞していたので気になって手に取りました。

推し活などの言葉も出てきている中、

自分にとっての推しについて、推し方について

考えさせられる作品です。

純文学と流行りの文化が合わさっていて、

普段純文学はあまりと言う方にも手に取って

もらいやすいのではないでしょうか。

 

この物語の主人公は、推しを生きがいにしている

女の子で、ある出来事がきっかけとなって推しが

芸能界を引退し、一般人となった時までが

描かれています。

 

私自身は、この主人公の女の子のように推しが

全てな生活というほどではありませんでしたが、

推しを応援していくことで、毎日に潤いと充実感

を感じることができていました。

作品のなかでは難しい言葉も表現もありますが、

推しがいる方、いた方にとって親しみやすい

共感する部分もあるのではないかと感じました。

 

なので、ぜひ手に取って読んでいただけたらと

思います。